2009年 04月 14日
立山黒部オープンカーニバル
立山黒部アルペンルートの大町市-富山県室堂間の開通を記念して、ルート各所で開通式や安全祈願祭が行われました。
また、富山城主「佐々成政軍団」に扮した一行による雪中行軍や市中パレードなどが行われました。
オープンカーニバルの佐々成政軍団エキストラは、佐々成政役が大町建設事務所長の北野憲雄様です。以下、県内外から応募された32名の皆様です。
素晴らしいお天気の中、すみわたる空気をいっぱい吸い込んで、皆様とってもお元気に楽しそうにパレードされていました。
朝から仮装をし、駅前で沢山の参加者の皆様、そして市民の皆様、観光の皆様と御一緒に開通式です。
牛越市長様のごあいさつ、花束贈呈、テープカットが終わり、元気な勝ちどきで「佐々成政軍団」が出発しました。向かうは扇沢です。
管理人は恥ずかしくも「槍衆役」で参加させていただきました。
扇沢でも開通式が行われました。雪が少なかった年とはいえ、扇沢にはまだまだ残雪がありました。
こちらがテレビでも放映され、難工事だったとされます破砕帯です。
トロリーバスに乗ると、青いランプがついてますので、よくわかると思います。
黒ダム堰堤では安全祈願祭が厳粛に行われました。
黒部ダムです。この日は素晴らしいお天気でした。
佐々成政軍団の皆様はこの堰堤を行進しながら黒部平へ向かいます。
黒部湖はまだ結氷中です。
堰堤を歩いてると暖かいのですが、やはり厳しい気候条件なのでしょうね!
皆様元気に行進されていました。
黒部湖の駅でも開通式が行われ、黒部平に向かいました。
さすが黒部平は雪の中です。「雪中行進」は勇ましいでしょう。
ここでは「野口の百姓集団」の皆様から、堀出された埋蔵金が手渡されます。
埋蔵金を手渡された佐々成政は力強く勝ちどきをしました!
北アルプスにこだまする鉄砲隊の砲弾もカッコ良かったです。
黒部ダムに戻るとくす玉割りと共に開通式です。
鏡開きはやっぱり「金蘭黒部・市野屋商店」さんですね!
あと「サラサラ汁(豚汁のようなもの)、おにぎり」をおもてなししていただきました。
大自然の中いただく昼食は皆様蔓延の笑顔です!
このあと扇沢まで下り、バスで移動です。
扇沢駅では「金蘭黒部・営業・北澤さん」が、納品の商品をご心配されて来てられました。
「金蘭黒部・氷筍水仕込み」は大人気の純米吟醸ですからね~~~
扇沢駅他の売店や、市内の小売店でもお取り扱いされています。
シャキッとキレのいい、黒部渓谷を連想させるような味わいです。
このあとバスで野口の大姥堂に移動です。
大姥堂は、この古い道の入口付近にある小さなお堂です。ここには、天正12年(1584)12月、富山城主であった戦国武将佐々成政が後立山連峰を越えてはるばる浜松の徳川家康を訪ねた時、旅の安全を祈って立山芦くら寺から運んできたと伝えられる大姥尊像(大町市指定文化財)がまつられています。伝承の真偽は定かではありませんが、富山県側に残るいくつかの類似の像に比べると写実性に富み、室町時代の優れた作とされています。秘仏で、7年に1度御開帳のときだけ公開されます。
毎年野口の皆様には、甘酒やスルメ、丸干しをご用意していただき、タイムスリップしたような気分になります。
野口の皆さん、毎年ありがとうございます。
市内に入ってくると沿道の皆様が御自宅やお店から出て来て下さり、暑さでバテ気味の皆さんにも元気が戻ってきました。本当に暑い日でしたからね~~~
商工会議所前では、「信濃恋歌」の歌声に迎えていただき、九日町の皆さんがお菓子とお茶で迎えて下さいました。皆さんありがとうございました。
そして沿道にあります「金蘭黒部・市野屋商店」さん、福島社長さん、常務さん、蔵人さん、事務員さん、皆様前に出てきて下さり応援していただきました。
マラソンで「沿道の応援が嬉しかった!」ってよく聞きますが、本当にその気持がわかった日でした。
本通では各町内で勝ちどきをして、佐々成政軍団は皆さん無事に信濃大町駅に戻りました。
今年は黒部ダムがとっても熱いですよ!
これから雪どけがすすみ、いよいよ観光シーズン開幕です。
「立山黒部アルペンルートの旅」いかがでしょう。ぜひ大町にお泊りになって、街中を散策していただければ幸いです。
by nomiaruki
| 2009-04-14 09:37