酒林の準備・製作編「北安大國」

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「北安大國」前杜氏・山田和夫さんです。小谷の中土の杜氏さんでした。
このあいだ小谷で伐採しました杉の葉で酒林を作りに来られていました。
いつもニコニコの山田さんはとってもお元気な生粋の小谷人です。
小谷のオジサマ方は驚くほどお元気で、手先が器用なんです。なんだって作ってしまわれるんです。
きっと雪が多く、町に遠いと言うことも関係するのでしょか???
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このあいだの杉の葉っぱをこのように整理され、ひとまとめにされていました。これだけの作業も大変な事だと思うんです。

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酒林はこのように吊下げられて製作されるのですが、中の軸になる部分はそれぞれのオリジナルだそうです。作り方には決まりがないそうなので、杜氏さん方によっては色々なのでしょう。

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山田前杜氏さんは、このように束にされて、酒林の軸にくくり付けられていく作業を繰り返されています。
酒林ですが、秋、米の収穫が終わると酒造りが始まり、年末になるとその年の新酒が出来上がります。
 そして、酒蔵の軒先には杉の葉を束ねて丸く刈上げた「酒林」が吊るされます。
青々としたそれは「今年も新酒が出来ました!」という酒蔵から近所の人々へのお知らせでした。
 杉の葉が枯れ、茶色く色づいていく様は、新酒のフレッシュな味わいが熟成され、旨味たっぷりのお酒になりましたと言うお知らせでもあったようです。

by nomiaruki | 2009-11-29 14:37 | 蔵元情報  

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