2010年 01月 13日
「どんど焼き」と「まゆ玉」
白馬錦さんのあります、大町市九日町の町内会の方々が、広場で「どんど焼き」をされていました。
どんどん焼きって、野外に、お正月の松飾りや門松、書初めなどを各家から持ち寄り、集めて燃やし、その火にあたると、一年間無事に過ごせると言われたり、その火でお餅や団子を焼いて食べたりもします。
色々なお正月の物が集められています。
ご町内の代表の方や、子供さん方が火を付けていかれます。
勢いよく燃えだしました。大町はとっても寒い今の時期は乾燥していますので、いっきに燃えちゃいます。
ご存知ですか?「まゆ玉」です。昔は皆さん米粉でよく作られていたそうです。
これを残り火で焼いて食べたら健康になるそうです。
まずはホイルで巻かれます。
こうやって残り火で焼かれます。
残り火でも遠赤効果が抜群です。
ちょっと失礼(*^_^*)
いや~美味しいもんなんですね!
管理人も今年は健康にすごせそうです。
またご町内の方々がお雑煮も作ってきて下さり、皆さんでお楽しみでした。
どんど焼きは各御町内で今でも行われていますが、まゆ玉はほとんど見られなくなったようです。
少しでも大人の方々が昔の風習を小さな子供さん方に伝えてあげて欲しいものです。
こんな小さな子供さんが、一生懸命お雑煮を頬張ってられる姿がとっても微笑ましかったです。
大人から子供へ、大町の素晴らしい慣わしを復活させていただきたいと願います。
by nomiaruki
| 2010-01-13 01:09
| 大町の風土