2010年 05月 07日
おおまち塩の道祭り開催
塩の道祭りは、例年ゴールデンウィークの連休に、北は小谷村から白馬村を経由して、南は大町市までを結んで行われる春の北アルプス山麓の大イベントで、今年で31回目を迎えます。
昨日は大町市の青木湖を起点に、中綱湖、木崎湖までの10キロ強を、桜の満開の中、皆さん元気に歩いてられました。
古来、日本海の塩が内陸部に運ばれた千国街道を、塩の道と呼んでいます。松本城下から糸魚川までの約120キロの道中は、信州と越後を結ぶ動脈として塩・麻など海陸の物資が運ばれ、新道の整備される明治二十年前後までは経済路線としての重要な役割を果たしていました。戦国期、敵に塩をおくるという美談で知られる、越後の上杉謙信が甲斐の武田信玄に、牛馬の隊列を整えて塩をおくったというのもこの街道です。往時を偲んで昔の旅姿をしたり、ウォーキングを楽しんだり、写真を撮ったりと、楽しみ方は様々です。また、参加費無料で、地元住民からのボッカ汁、漬物等のふるまいや記念品のプレゼントなど盛りだくさんのお楽しみもありました。
管理人はエキストラで参加させていただいたため、詳しい様子の写真が撮れませんでした。ごめんなさい(--〆)
青木湖を過ぎ、中綱湖の水神社では地元の方々のふるまいに、参加者の皆さんは大喜びでした。
きっと朝早くから皆さんで作っていただいたのでしょう。おはぎや、お漬物は信州らしい郷土食ですよね!
桜が満開の中、旅姿の皆さんも昨日の暑さはきっと大変だったと思います。
木崎湖では新緑の林の中を歩かれたり・・・
湖畔を歩かれたりと、大町の素晴らしい景色をお楽しみいただけたと思います。
ゴールの森城址では、安全祈願も執り行なわれました。
昼食には「金蘭黒部」の樽酒が振る舞われ、皆さんとってもいいお顔でした。
また歩荷汁やワカサギの天ぷらもあり、暑い中の道中でしたが、皆さんピクニック気分で楽しい一日をおくられたと思います。また来年5月5日にお会いいたしましょう。
by nomiaruki
| 2010-05-07 00:10