若一王子神社例大祭
2009年 07月 27日
昨日は、流鏑馬と舞台曳き揃えが開催されました。
若一王子神社の例大祭のハイライトは、10騎の少年射隊(7~8歳の男児で編成)による「流鏑馬」で、「ハオ!ハオ!」という掛け声とともに市内を行進し、神社境内や市内本通りで白木を扇形に組んだ的に向かって馬上から矢を射るものです。鎌倉の鶴岡八幡宮、京都の加茂神社と並ぶ「日本三大流鏑馬」の一つで、全国で唯一子どもが射手を務めるものなんです。流鏑馬に続いて、6台の舞台(山車)が市内を巡業し、神社境内で本囃子奉納を行なわれました。
動画は若一王子神社での放射です!九日町の「ぼぼさん」(大町では射手さんのこと)ですが、しっかりと馬に乗って見事に放射されました。

午後から各御町内の「ぼぼさん」と、舞台が本通りに集まってきました。
「ぼぼさん」この日一日は地面に足が着けなく、移動の時にはおんぶされて移動です。
北安大國・伊藤社長さんの息子さんも大黒町の「ぼぼさん」でした。
ほとんど一日馬に乗ってるわけですから、保護者の方は嬉しいお気持ちと、御心配なお気持ちと半々なのでしょう。

夕方から「巡行改め所」と言う場所を通過し、流鏑馬、舞台の巡行が始まりました。
京都の祇園祭に似ていますね!

「ぼぼさん」方は、皆さん全て見事に放射され、勇ましいお姿で一日を終えられました。

そのあと舞台も各御町内の皆さんで、若一王子神社まで運ばれました。

若一王子神社では、すでにものすごい人で、その中で流鏑馬隊は放射3回、空放射3回を繰り返されます。
これはかなり大変な神事に思います。
最初の動画はその一部です。

こんな感じでまわられるんです。昨日は雨が降ったりやんだりだったので、馬方さんも大変だったようです。


勇ましい大町の流鏑馬隊、今年の「ぼぼさん」です。
皆さん小柄なのに、馬が暴れそうになっても全く動じられず、見事に任務を果たされました。
子供さんながら頭が下がる思いでいっぱいの管理人でした。


勇ましい「ぼぼさん」方は、馬までおんぶされ、いっぱいの風船、馬方さんに囲まれて各御町内に帰られました。

舞台の方は本殿前で、お囃子の奉納が行われ、そのあと舞台同士で別れ囃子が行われました。
お祭りのクライマックスのような盛り上がりです。

大黒町さんの舞台の横を、各御町内の舞台が通る時に別れ囃子が行われます。
「お疲れ様、来年も頑張りましょう!」と言う意味なのでしょう。
大黒町さんは御町内の舞台庫に保管されますので、また戻られるのですが、他の御町内は若一王子神社内の保管庫に舞台にまんま保管されるんです。
掘六日町の狐さんも大黒町さんに負けないよう頑張ってました!

舞台庫の前では、各御町内の皆様が見守られる中、お囃子が続けられていました。
大町の夏祭りは本当にいいものです。管理人は故郷京都のお祭りもいいのですが、地方のお祭りが大好きです。それは地元の方々の温か味、そして風土をそのまま感じられるからです。
大町の夏は短いですが、お祭りのために里帰りされる若い方々も多かったのが印象的です。
そんな大町の夏祭り、ぜひ来年も御期待下さいね!
by nomiaruki
| 2009-07-27 11:01