ユナイトコーヒー教室大盛況
2010年 03月 16日

昨年の呑みあるき当日から開催されました、「ユナイトコーヒー」のコーヒー教室は、毎回大盛況です。
今回は「コーヒーの好みを見つける」という事がテーマでした。
ドリップコーヒーの淹れ方のコツをみなさんで確認しながら6種類のコーヒーの試飲をさせていただきました。
焙煎度合い、同じ国の豆でも銘柄によって違う味わいを楽しまれていました。

まずは松浦マスターの講義をお聞きしながら、浅煎りの「ハイチ共和国」のブランシェとブルーパインフォレストを淹れていただきました。
浅煎りほど酸味があり、深煎りほど苦味があるんです。
管理人は最初の頃、「酸味は嫌いです」って言ってたのですが、その酸味に随分と自分で誤解していた感じがします。
酸味の誤解はコーヒー豆の劣化にあったようです。
まるでお酒の世界と同じような気がします。

コーヒーはまず鮮度が大切だそうです。
蒸らしの状態でこのように膨らむのは鮮度がいい証拠だそうです。

そして真ん中のアクのようなものを落とさないように淹れていかれます。
この泡のようなものが雑味になるそうです。
この後で、一番初めの写真のように皆さんで淹れられました。

松浦マスターが淹れていただいたコーヒーを飲み比べた後、参加者皆さんで淹れられ、浅煎りから深煎りまでの4種類のコーヒーの飲み比べをお楽しみでした。
浅煎りほど酸味がきつく、深煎りほど苦味があるのはごぞんじでしたか?
ちょっとお豆をご紹介しましょう

ブラジル・ウッォシュド(浅煎り)
ほどよい酸味に恵まれた味わいで、デリケートな温野菜の香り。

ニカラグアSHB(中煎り)
「SHB」は標高による分類で、「ストリクトリー・ハード・ビーン」厳密な標高の高い場所で栽培された豆を意味します。
成熟度が高い味わいと香りです。軽くモカ風味を出すことがあり、スペシャリティコーヒーです。

ニューギニアAA マウントハーゲン(中深煎り)
芳醇な香りと柔らかな酸味で、そのバランスは良好です。こちらもスペシャリティコーヒーです。

ペルー・エルパルゴマウンテン(深煎り)
標高1,300メートルの高地で、寒暖の差が激しく実が引き締まった最高級品です。
その中でも、オーガニック取得の銘柄「エルパルゴマウンテン」です。
深煎り入門のコーヒーで、バランスの良さが素晴らしく、ナッツの香ばしさを感じます。
今日は皆様のお好みを見つけ出せるよう、焙煎の度合いや、銘柄の違いによって楽しませていただきました。
ユナイトコーヒー様の焙煎は、1回に500g煎るとして、浅煎りは13分、深入りは16分だそうです。その中間は松浦マスターのセンスなのでしょうね
大町のお水だからこそ、欠点豆をハンドピックされたコーヒーが、より特徴を出して美味しくいただけるのでしょう。
by nomiaruki
| 2010-03-16 22:40