蔵元さんは宝の山!「北安大國」
2010年 03月 26日

桜が咲いたと言うニュースをテレビで見ますが、信濃大町は今日はまだ雪が降っていました。
ちょっと用事で「北安大國・北安醸造」さんへ行ってきました。
今の時期はもう全てのお酒を搾り終わられ、静かな蔵内にもどりました。

こちらは昔の醸造用精米所だそうです。
今は倉庫のようになっています。

今でも残ってる昔の精米機です。とっても貴重でしょう。

横には昔書かれたメモ書きが・・・
「添 仲 留 掛米・・・」
何だかズド~ンと来るものがありました。精米機が今にも音を立てて動き出しそうな雰囲気です。

「奥にあるのは何でしょう・・・?」
昔は造りの合間に時間があると奥にあるボートを木崎湖で浮かべて釣りをされていたそうです。
もしかして釣れた魚で夜は宴会?まさかね~~~
精米機があるこの空間はとっても素敵なんです。呑みあるき当日はちょっと整理して開放していただけないかしら?

それはこれを見つけたからです。
木樽の蓋でしょう。これだけあればテーブルになるでしょう。

蓋の接ぎ目は一切釘が使われていなく、このように留められています。
これこそ職人技でしょうね!

外のカレージにはもう使われないタンクが沢山並んでいます。
「使われるなら持って行って下さい!」ってご案内の伊藤社長さん。
どうやって運ぶんですか~~~~~~~

こちらのタンクのプレートもいいでしょう。日本酒好きにはたまりませんよね~

ここにも昔ながらの大きな和釜があります。

その横には・・・「これは?」
「ホタルイカとりのアミですよ!」って伊藤社長さん「・・・」

「これは?一番奥の・・・」
「卓球台です!」っと・・・
何だかとっても楽しい昔の蔵元さんの日常生活を見せていただいたような日でした。
by nomiaruki
| 2010-03-26 22:03
| 蔵元情報