第53回針ノ木岳慎太郎祭開催
2010年 06月 07日
昨日6月6日、針ノ木峠開発の先駆者、百瀬慎太郎の名を冠した「第53回針ノ木岳慎太郎祭」が開催されました。夏山シーズンの開幕を告げる開山祭として、その年の安全登山を祈願し、神事、記念登山、高山植物の観察会などが行われ、開催を御祝いするかのような晴天の中、参加者の皆様は大自然を満喫されていました。


祭典会場では大町市内の「若一王子神社」さんによります神事が執り行なわれ、夏山の安全をお祈りしました。参加者の皆さんで「雪山参加」を合唱し、記念登山や植物散策を楽しまれていました。

「大沢小屋・百瀬堯さん」です。故百瀬慎太郎の御孫さんだそうです。
ちょうど前日に宿泊されたお客さんとお会いし、それはそれは大感激されていました。
大変なご馳走と、自然の素晴らしさをいっぱい聞かせていただきました。
管理人も泊ってみたいな~~~~~~~~

お神酒は「白馬錦・薄井商店」さんの樽酒で、担ぎあげるのも大変なんです。

造りのシーズンには「金蘭黒部・市野屋商店」さんにもお手伝いに来られてる蔵人さんです。
この日は祭典会場往復背負っていただいたのに、記念登山よりまだ厳しい針ノ木岳の頂上まで登られた、とっても頼もしい蔵人さんです。ご苦労様でした。

お供えの中には海のもの、山のもの等が奉納されていて、これも全て大町山岳会さんが担ぎあげられたそうです。中にとっても面白いものがありました。

平武漬けと山姥揚げです。


「平茸漬け(左)」と「山姥揚げ」がありました。
前者はラッキョウの塩漬けです。後者は雷鳥の唐揚げです(嘘)ニンニクをきかせた鶏の唐揚げです。
皆さんお天気の中、北アルプスの大自然を満喫されていました。
ここも大町なんですよね~








大沢小屋・百瀬さんありがとうございました。
また大会関係者さん、前日から登山道整備までしていただき、ありがとうございました。
皆さんお疲れさまでした。
by nomiaruki
| 2010-06-07 11:23