若一王子神社例大祭
2010年 07月 26日

「若一王子神社例大祭」の「しめなわ切り」の風景です。
「若一王子神社例大祭」のハイライトは、なんと言っても「いたい(射隊)ぼぼ」と呼ばれる少年たちによる「流鏑馬」です。各町の代表である10騎が、中央通りを行進して境内に集合し、多くの観衆の見守る中で白木を扇形に組んだ的に向かって馬上から矢を射ます。
八十二銀行前に設けられた巡行改め所で、実行委員長が代官に扮した牛越市長に通行の許可を求め、許可が得られると、しめなわの前に進み出て、「えい!」と切り落とされました。


馬に乗ったボボ様は、本通り沿いの的、若一王子神社境内の的に元気に奉射され、神事が執り行なわれました。

流鏑馬が通過すると、各御町内の舞台がやって来ます。

大黒町さんは、立川流の彫刻が素晴らしいですね!
前日の宵祭りでは暗かったのですが、明るい時に見ると凄く重厚な雰囲気が伝わってきます。

高見町さんも金箔の上り竜が凄いです!

夜になると若一王子神社本殿前では「奉納囃子」の神事があり、厳粛なムードに変わります。
九日町さんの奉納囃子の風景です。
お囃子も本通りを通過されるときと違い、とっても穏やかなお囃子に聞こえました。


各御町内のボボ様が本殿に座られ、お披露目をされた後、おんぶされて馬に乗せられて行かれます。
ボボ様は「神の遣い」だそうで、この日は朝早くから夜遅くまで、地面に足をつけないそうです。
小さな子供さんが、御町内の代表とされ、一生懸命に神事を果たされる光景はなんとも健気で、それでいて厳粛な雰囲気も出されています。こういった子供さんは大町の誇りと言えるでしょう。

大きな風船をいっぱい付けられて、各御町内に戻って行かれました。
眠い目もメイクのために擦れません。よく頑張っていただきました。ありがとう(*^_^*)


境内では奉納囃子も終わり、各御町内が別れ囃子をされています。
お祭のクライマックスですね!
掘六日町さんの狐さんも絶好調です!
九日町さんの舞台が方向を変えられる瞬間です!
凄い勢いで方向が変わって行きます。御町内の皆さんのお力が結集する瞬間と言えるでしょう。


こうやって大黒町意外の舞台は、若一王子神社境内横の舞台庫に戻られました。
今年はお天気に恵まれ、事故もなくとってもいいお祭りでした。
県外のお客様もリピーターの方が多く、是非来年はお泊りでお越しいただけると嬉しいです。
by nomiaruki
| 2010-07-26 12:18